石垣市は年末、市役所で中山義隆市長とふるさと納税の人気返礼品出品者による座談会を開き、令和6年度実績の寄附額が23.2億円、寄附件数が6.2万件に達したことを共有しました。前年比で寄附額は7.8億円増、件数は1.5万件増です。会には八重山農林高校の生徒4人も参加しました。

返礼品を巡っては、八重山食肉センターが常温配送のレトルトハンバーグ開発を進め、コッパリは規格外果樹を冷凍加工して全国発送する体制を拡充しました。市は2025年12月からクラウドファンディング型の「ふるさと納税3.0」を開始し、作業場新設やPR強化など事業投資の資金調達を後押しします。JA運営の「ゆらてぃく市場」では家庭用マンゴーの寄附が好調で、みやぎ米屋は県内最大規模の60ヘクタールで自社生産・精米する米の島外需要を取り込みます。今後は特産品の供給力強化と観光型返礼品の拡大を並行し、寄附の継続獲得を狙います。

source: PR TIMES

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